2023/4/17
瞬時につながり、いくらでも喋れて、高セキュリティ!「空間光即応電話 ITO」サービス提供開始
※本リリースはエイプリルフールとして4月1日に発出させていただいた内容となります。
小型衛星を活用した宇宙空間での光即応通信サービスの実現を目指す株式会社ワープスペース(茨城県つくば市、代表取締役CEO:東 宏充)は、2023年4月1日(土)、新しい通信サービス「空間光即応電話 ITO(Inter Telephone Optical-Link、以下ITO)」の提供を開始しました。
「ITO」は、同じ地上の異なる場所にいる人々同士で、電波状況に関わらずに、瞬時に高容量のコミュニケーションを無線で取ることを可能とさせます。また、光通信の特性上、会話が傍受されるリスクを大きく低減できます。
使い方は可能な限りシンプルにしています。相手と直線を結ぶように対峙し、コップ状の「ITO」の裏側を相手の方向に向けます。すると自動的に光学レーザースキャンが開始し、相手の「ITO」を補足し、空間通信を成立させます。近赤外光を使用するため、人体への影響はありません。
例えば電波の混みあいやすい都心部でスムーズな通話を行いたいときや、国を超えて重要なビジネスの機密情報をやり取りしたいとき、離れた場所にいるパートナーと同じ星空を眺めながら長時間の通話をしたいときなどに、ストレスや不安のない通話が可能です。
※通話者同士の間に遮蔽物がない状態を確認してからお使いください。
「ITO」の販売は、本日4月1日(土)より順次オンラインにて開始し、本体価格は販売開始記念価格として通常1,000万円のところを、先着100名様には100万円といたします。
「ITO」スペック
データレート | Max 2.5 Gbps |
最大通話可能距離 | 5,000km以上 |
動眼視野 | アジマス角:-160°から+160° |
光学部開口部口径 | 80mm |
使用波長 | 1550 nm |
バッテリー | 5000mAh |
最大連続稼働時間 | 約4時間 |
使用素材 | アルミニウム合金 |
サイズ | 通話口:6.5mm |
重量 | 300g |
今回のリリースを第1世代とし、第2世代以降はワープスペースの開発する宇宙の光通信中継ネットワークにも接続できるようにし、地球-宇宙ステーション、そして月の間まで、利用可能エリアを順次拡張を行います。2035年から2040年までにはアルテミス計画やイーロン・マスクが目指す深惑星や火星への即時・高容量通話を実現することを目指します。
私たちワープスペースは、今後も人々の生活を宇宙技術の活用で貢献することを目指してまいります。
CTO 永田 晃大のコメント
「私たちが開始する新サービス「ITO」は、地上はもちろんのこと、ゆくゆくは宇宙空間でのコミュニケーションの可能性を広げる画期的なサービスです。私たちが子供の頃に夢見た世界を思い出しながら、強い意志と決意をもってこのサービスを実現することができました。特に今回は「Ultimate Space Optics(超宇宙光学、通称USO)」というワープスペース秘伝のテクノロジーによって実現できたことに大変な達成感を覚えます。私が夢見てきた地球外生命体との交信さえもいずれ叶えるこのサービス。これが4月1日じゃなければなあ…。」
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